兵庫県姫路市
日和の日付:2017.1.6
林業の神様である射楯神(五十猛命)と、農業や縁結びの神様である兵主神(大国主命)の二柱と、播磨国内の全て神様をお祀りしています。播磨国神様総本店みたいなものです。射楯神が店長、兵主神が副店長ですね。
そして目を引くのは朱と黒の配色が美しい総社御門です。なんでも日本最大級の楼門だとか・・・。
●総社御門
そして、その楼門の入口には総社の神使である金の「ミミズク」が配されています。ミミズク=梟は「智恵」を司る動物です。
●新年明けたばかりの拝殿はハレ仕様
【しあわせさん守】 初穂料1,000円
そして授与所へ向かいます。まず、真っ先に手にとったこの御守りは“幸せ山もり”をうたう「しあわせさん守」です。総社の三ツ山大祭の様子が絵柄に織り込まれて、とても華やかで個性的な意匠をしています。特に下部の雲の動きが勢いよく躍動感を与えています。全国の神様の御利益を全てこの御守りに籠めたというかなりスペシャルな御守りです。
【黒田官兵衛勝守】 初穂料1,000円
次に目をひいたのが「黒田官兵衛勝守」です。黒田官兵衛ゆかりの地であり、豊臣秀吉より軍陣において旗を立てる許しを得た“黒田家旗”をあしらった根付型の御守りです。官兵衛は、常勝武将として知られ、「負けなし」に因んだ勝守となります。
【ご縁さん守】 初穂料2,000円
御守りのネーミングの通り、「良縁祈願」「恋愛成就」「夫婦和合」などのご利益があるとされています。男性は大国主命で、女性はその正妻とされる須勢理毘売命(スセリヒメ)がモチーフとなっているのでしょうか。この形態がジグソーパズルのピースになっており、ぴったりと合わさるギミックがあります。
●合体した御守り
【ひめじ守】 初穂料1,000円
第二代将軍徳川秀忠とお江の間に生まれ、豊臣秀頼の妻となった千姫のお顔が御守りとなっています。お江の母は、絶世の美女で有名なお市の方。美貌は脈々と受け継がれているようです。そして21歳に本多忠刻と結婚し、忠刻が姫路城城主となりその後は幸せに暮らしたようです。そんなスーパーセレブな千姫に因んだ御守りです。勿論、裏面には白鷺城が織り込まれています。
◆播磨国総社(射楯兵主神社)
兵庫県姫路市総社本町190