御守博物館

日本全国の御守りを紹介します

伏見稲荷大社/ Fushimiinari-taisha

宇迦之御魂大神Ukanomitama-no-okami

商売繁盛

日本全国四万社*ある稲荷神社の 総本宮の御守り。

御守りサイズ:W50mm × H73mm

守札(ご祭神/ご本尊)タイプ木板+和紙包みタイプ

横幅は標準サイズだが、高さを短くし厚みをもたせてあるため、ずんぐりとした印象を受ける。ただこのふくよかな雰囲気は、商売繁盛の御守りらしいイメージを与える。

色は、社殿や稲荷山に奉納された5千基の鳥居に用いられる朱色と連動しているようだ。メインカラーの朱色は、「魔を防ぐ色」「豊穣を表す色」とされる。文様としては地柄に「稲荷=稲成り」の稲穂が同色で入り、狐の持ち物「宝珠」と、有職文様**である「雲立湧(くもたてわく)」で構成されている。

ご利益としては、まず何よりも「五穀豊穣」があって、この豊穣が「商売繁昌」「産業興隆」をもたらし、皆が豊かになり「家内安全」という連鎖を起こしてくれる。そして日本全国の稲荷神社の頂上に君臨する御守りなのだ。

守札は、更に和紙で包まれており大切に収められている。

*主祭神として祀られている稲荷神社は2,970社で、境内社や合祀されたもの全ての分祀社が36,000社あるといわれる。

**有職文様とは、平安時代には貴族階級にのみ使用を許された身分や地位を表す文様。

伏見稲荷大社の情報

住所:京都市伏見区深草藪之内町68

ホームページ:伏見稲荷大社

商売繁盛

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