御守りの願意は、大きく2つに区別されます。
「悪い事が起きないように祈る、守護&加護の願意(予防的な要素)」
「良い事が起きるように願う、願望&欲望の願意(招福的な要素)」です。
守護&加護の願意は、多かれ少なかれ生命(健康)に関わるご利益とされ、身につけることによって、いつでもどこでも守っていただける「庇護&救済&予防される」ものです。よって、「いつもありがとうございます=お陰様で」という『感謝の気持ち』を神様仏様にもつことが必要になります。
「お陰様」は、“過去”に存在する全ての神様で、「八百万の神(やおよろずのかみ)」の事とされています。
◆主な願意としては
また、御守りは基本“個人を守る為の縁起物”とされますが、願意によっては、世の中全体や会社、家族など団体・集団としての守護を叶える御守りもあります。
◆主な願意としては
願望&欲望の願意は、欲望を叶えるためのご利益とされ、『欲しがる』という最も人間らしい願いでもあります。「この願いを叶えてください!」「幸せにして下さい!」いう神様仏様に対する要望です。これには畏れおおくも神様仏様に要望しているという自覚を持ち、「なにとぞよろしくお願いします。」という気持ちと、その願意達成に向かっての本人の努力が必要となります。
◆主な願意としては
現在では、明らかに「祈り(感謝)タイプ」より「願い(欲望)タイプ」を求める人が多くなってきています。御守りは数体持っても大丈夫なので、自分の願意を1〜3体、社会や世の中の願意を1体持つ余裕があったら良いと思います。
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