標準的な「八五郎型」以外にも様々な形の御守りが存在します。その中でも神社仏閣でよく見かけるタイプの御守りをいくつかご紹介します。
下記以外にも、印籠型やキーホルダー型、ステッカー型、土鈴型、超大型などがあります。御守りの形や素材、デザインは無限大です。
作りが凝っている大変美しく存在感ある御守りです。壺型の場合、いかに美しい正六角形を模れるかが重要なポイントとなってきます。
★伊勢神宮内宮(三重)、竹生島神社(滋賀)など
厚みのないカードタイプのモノで、芯のある錦包みの札とオレフィンパックされた札が主流となります。財布や手帖などに携帯しやすく、挟み込める御守りです。
★北海道神宮(北海道)、高家神社(千葉)など
コンパクトなサイズが多く、よって社寺名や御利益名を入れるスペースも少なく、素材と色で特徴を出す傾向が見られます。女性に好まれるデザインのようです。
★熊野神社(山形)、阿佐ヶ谷神明宮(東京)など
様々なミニチュアの縁起物(動物、植物、鈴など)に紐やストラップが付きます。可愛いタイプの御守りが多くなります。携帯電話用に奉製された様ですが最近は付ける所がありません。
★三峯神社(埼玉)、阿蘇神社(熊本)など
縦に細長く上部は剣先(鉾先)のように尖っている形となります。大きさはまちまちです。スタイリッシュで携帯しやすい御守りなので、男性に好まれやすいデザインのようです。
★柴又帝釈天(東京)、出雲大社(島根)など
塩素を含んでいない焼却可能な素材とされ、有毒なガスやダイオキシンを放出しません。そのオレフィンにくるまれた御守りで、交通安全の願意に多くみられるタイプです。この場合、車内のガラスに取り付け可能な吸盤が付いているものがほとんどです。
基本形の「八五郎型」のデザインを踏襲しつつも、全体の大きさや縦横の比率に変化を加えている御守りとなります。
★中尊寺大日堂(岩手)、熊野那智大社(和歌山)
動物や植物などのシルエットの形がそのまま型ヌキの御守りとなるタイプです。素材はちりめんのもが多いようです。子供向け、女性向けの御守りが多いようです。チャーム型より大ぶりな御守りです。
★十二社熊野神社(東京)、吉備津神社(岡山)
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