実際に御守りをいただくにあたり、神社仏閣参拝を120倍楽しむとっておきの方法をお教えします。
ちょっと視点を変えてみるだけで、神社仏閣を参拝し御守りをいただく事が楽しくなると思います。
まずは、気持ちの部分で、「御守りはROCKだ!」と想像してみる楽しみ方です。次に神社仏閣の授与所・社務所の御守りコーナーをじっくり見てみる楽しみです。そして最後に、自分の理想の御守りを見つける楽しみです。
◆御守りは、ROCKだ!
神社寺院に参拝する行為を、「ロックフェス」に行くような気持ちに置き換えてみるとより親近感が沸き、気持ちが高ぶる場所に感じてきます。大好きなアーティストのライブに来た感覚を持ってみましょう。
まずは、鳥居・山門は入場ゲート、狛犬・仁王門はセキュリティ、灯籠は演出照明、玉垣・回廊は会場の仕切り、神楽殿・鐘楼はサブステージ、拝殿・講堂はアリーナ席、そして本殿・本堂はメインステージとなるのです。また、御祭神・御本尊はメインのアーティストとなり、相殿神・脇侍などはバーターのアーティスト、宮司はプロデューサー、巫女さんは運営スタッフとなります。
そうなると授与所・社務所は、オフィシャルグッズの販売店となるわけです。絵馬はアーティストへのメッセージであり、おみくじは逆にアーティストからのアドバイス。
そして御守りは、熱い想いが籠められたディスコグラフィー(アルバム)なのです。アーティストは観客の為に、様々なアルバムを出します。これが様々な御守りとなる訳です。御守りを持つ=ディスコグラフィーを聴くことで元気や勇気、優しさを持てるようになるのです。ちなみに、神棚や仏壇のお札などは、ファンクラブの会員証となります。
参拝者は、そこに祀られているアーティスト(御祭神・御本尊)に会いに行き、アーティストの声を聴き、時間を共有する。そして、そのアーティストの曲(魂)が収められた御守を持ち帰り、毎日アーティストの曲に耳を傾けるのです。
例えば“織田信長”が祀られている神社に参拝したとします。本殿に鎮座する信長さんが、拝殿にたたずむ自分と対峙してくれていいて、見つめてくれているように感じるのです。そして彼の御守りを持ち帰り、いつでもどこでも信長さんに元気をもらっている感覚なのです。
神社仏閣という空間は、時代を超えて様々な神仏に会える場所だと思うのです。そしてそこで頒布されている御守りは、自分の好きな神様仏様とのロックなツールなのです。
普段の緊張感ただよう社寺参拝も良いですが、こんなフランクな感覚で参拝してみるのも新鮮で楽しいと思います。要は形式ではなく、気持ちも問題ですから。こんなロックな感覚で気軽に、様々な神社仏閣に足を運んで色々な神様仏様と対話してみて下さい。
■会場(神社編)
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