御守大学

御守りの知識が身につきます

【ゼミナール1】御守りは喧嘩しない

御守りを複数身につけても神様仏様同士は99%喧嘩しない。

まず、同じ神様(例えば、菅原道真=全国の天満宮、応神天皇=全国の八幡宮)をお祀りしている神社仏閣同士であれば、全く問題ありません。神社仏閣は数は多いのですが、同じ神様仏様をお祀りしている社寺は案外多いのです。別称で呼ばれていたり、神様と仏様が同一神であったりします。

また、神様仏様が違う場合であっても、99%問題ありません。異なる神様仏様であっても神話等に登場する神様は大概、親子神、兄弟神、夫婦神、従兄弟神だったりするからです。

神様仏様の存在とは、私たち人間には全く計り知る事のできない『偉大なる存在』でありながら、人間臭い部分も持ち合わせています。神様仏様それぞれに独自の得意分野があり、力を寄せ合って他の足りない部分を補い合ったりしています。なので、助け合いはすれど、喧嘩をすることはまずありません。常に協力し合って、願う人・祈る人を全力で守っていただいているのです。

実際に、私はコレクションした様々な神様仏様(御守り)と一緒に暮らしていますが、未だ喧嘩している神様仏様を目撃した事は無いですし、罰当たり的な被害を受けたこともありません。勿論、これから起きる可能性はありますが…。ある意味、私が生き証人でもある訳です。

なので皆さんも安心して、願い事や祈り事に合わせて様々な御守りを身につけ、ご加護をいただきましょう。そしてあなただけの「御守り御利益コラボ」を見つけて更にハッピーな「御守りライフ」を楽しみましょう。

逆に、様々な御守りを身につけて、最強の御守護を。

例えば、建勲神社(織田信長)、豊国神社(豊臣秀吉)、東照宮(徳川家康)の御守り3体を身につければ、最強の「天下統一」「立身出世」の御利益となります。

残りの1%、気になりますよね?実は、相性の悪い神様仏様は存在します。大半は「現人神」や「人神」と呼ばれる人間が後世に神様として祀られたものです。生前に被害者と加害者の関係にあった神様同士は喧嘩する可能性があります。やはり元が人間だった故に起こる現象です。

例えば、井伊神社(井伊家の祖廟の社)や豪徳寺(井伊直弼の菩提寺)の御守りと、松陰神社(吉田松陰が御祭神)や福井県護国神社(橋本左内が御祭神)は、桜田門外の変の絡みで大喧嘩されると思います。

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